坐骨結節炎(ハムストリグス付着部炎)

坐骨結節炎(ハムストリグス付着部炎)とは?

坐骨結節炎とは、大腿後面にある半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋(これらの総称をハムストリングと呼びます)の付着部に生じる臀部の痛みです。主にランニングやサイクリングなどでの酷使によって生じ、運動中だけでなく長く座った時にも痛みが出ることがあります。

ハムストリグス
ハムストリグス

坐骨結節炎(ハムストリグス付着部炎)の原因

坐骨結節炎(ハムストリグス付着部炎)の原因はオーバーユース(使いすぎ)です。半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋(これらの総称をハムストリングと呼びます)は膝を曲げたり股関節を伸ばしたりする筋肉で、ランニング、ジャンプ、キック動作の繰り返しにより負担が大きくなります。

骨盤後傾

腰や背中が丸まって骨盤が後傾した不良姿勢になると、ハムストリングスがいつも縮まった状態になってしまいます。デスクワークなど、日常的に座る時間が長い方は骨盤後傾しがちなので注意しましょう。

坐骨結節炎(ハムストリグス付着部炎)の治療

炎症が強い場合はアイシングを行ない、しっかり安静しましょう。そして、痛みの原因となっている硬くなったハムストリグス(半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋)をほぐしていきます。

「しらとりスポーツサポート」でできること

痛みの原因となっているハムストリグス(半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋)マッサージや鍼治療でほぐしていきます。炎症が強い場合はアイシングも行います。また、日常的なケアとして、ストレッチの方法や不良姿勢改善のアドバイスも行なっていきます。練習量が増えているときは筋肉が硬くなっていることが多いです。積極的にほぐして早期回復を目指しましょう。